豚角煮レシピ 基本手順

豚の角煮のレシピの基本は「豚肉を焼いて、ゆでて、煮込む」です。

(1)豚肉を焼く
豚角煮だけでなくステーキなどの肉料理の初めに表面を強火で焼くのは基本ですね。
肉のうまみを閉じ込めておかないと、表面から肉汁が流れ出てしまうからです。
豚角煮も、お肉のうまみを閉じ込めるために初めに焼いておきます。
また、もうひとつ意味があって、豚肉についている余分な油を落とすためというのもあります。
安いブロック肉だと、豚角煮がちっちゃくなりすぎることがあるので注意してくださいね。
豚肉の油抜きは、圧力鍋を使って米のとぎ汁の中でやる場合もあります。

(2)豚肉をゆでる
お肉は臭いので、アク抜きが必要です。アク抜きをしないと、豚角煮に肉の臭みが残ってしまいます。
この時間を1時間以上と長めにすると、柔らかい豚角煮になりますよ。豚の角煮というと煮込みが
大切な感じがしますが、ゆでるのも大切なのです。このときに、ねぎやしょうがを一緒に入れておくと、
豚の臭み消えやすいです。

(3)豚肉を煮込む
豚の角煮の煮込みの段階は、やわらかくするというよりも、味付けです。ここで調味料を入れて、
じっくりと豚の角煮に味を染み込ませましょう。

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豚角煮のレシピの材料

豚の角煮のお肉は、豚バラ肉です。1人前で150gくらいです。豚の脂が多いと後で小さくなってしまいますよ。

そして、豚肉のかたまりは、そこそこいいものを買っておきましょう。豚の角煮は味付けでごまかせるのですが、せっかく時間をかけて作るのですから、後で後悔しないように気をつけてください。でも、最初の練習は、安い方がいいですよ。

豚肉のブロックの大きさですが、これはいつ豚の角煮を切るかにもよります。味をよく染み込ませないといけないので、煮込む前に切ることが多いのですが、最初から切っておいてもかまいません。

調味料以外では、青ねぎやしょうがを使います。これは、豚肉の臭み消しもなります。そして、豚角煮の味付けに使う調味料は、しょうゆ・お酒+砂糖・塩が基本です。

しょうゆの代わりに、かつおだしやつゆなどを使う方法やお酒の代わりにみりんや焼酎、紹興酒を入れる方法などもあります。おまけで、たまごや大根・もやしなどの野菜を煮込んで、豚角煮の付け合せにしてもいいですよ。

豚角煮のレシピの中の調味料

豚の角煮のレシピで、調味料に酒かみりんを加えるのですが、次のような効果があるそうです。みりんは、食材をキュッと引き締める作用があり、お酒は、食材を柔らかくする働きがある。

お酒もみりんもあまり変わりがないようなイメージでしたが、このような違いがあります。アルコールを飛ばせば味が少々違って、あとは同じというわけではないようです。

ですから、豚の角煮のレシピで「お酒」となっていたら、やっぱりお酒がいいようです。やわらかく煮込みたいですからね。ただ単純に豚の角煮を長時間煮込めばいいというわけではなかったです。

ただ、みりんには「つやを出す」という作用があります。なので、最後の方に豚の角煮にみりんを入れてみるというのもいいですね。

他の調味料も、お酒の代わりに焼酎とか、しょうゆの代わりにかつおだしとかあるので、いろいろと試してみるといいかもしれませんね。

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